
「おしゃれで高機能」と話題のQUADS(クワッズ)サーキュレーター。購入を考える際、実際の利用者の声、つまりQUADSサーキュレーターの口コミは最も気になる情報ではないでしょうか。
「デザインは良いけれど風量は十分?」「静音性は本当?」「そもそもQUADSってどこの国のメーカー?」といった疑問や、サーキュレーターと扇風機の違い、またACモーターとDCモーターのどちらがいいかなど、基本的な事柄から知りたい方もいるかもしれません。
この記事では、PUREAIRやPUREAIR DC、衣類乾燥に強いPUREAIR DRY DC、パワフルなDUOAIR DCといった各モデルの具体的な特徴に触れながら、利用者のリアルな口コミ、さらには悪い口コミも隠さず分析します。そこから見えてくるメリット・デメリットを明らかにし、最終的にどんな人に向いているのかを分かりやすく解説していきます。
- QUADSサーキュレーターのリアルな口コミと評判
- メリットだけでなく、知っておくべきデメリットや注意点
- 各モデル(PUREAIR、DUOAIR DCなど)の性能と特徴比較
- 自分に合ったモデルを選び、後悔しないためのポイント
QUADS サーキュレーター 口コミから分かる評価と特徴
- リアルな口コミと悪い口コミを分析
- 口コミから分かるメリット・デメリット
- QUADS サーキュレーターの共通する特徴
- QUADSはどこの国?メーカーを調査
- サーキュレーターと扇風機違いを解説
- ACモーターとDCモーターのどちらがいい?
リアルな口コミと悪い口コミを分析

QUADSサーキュレーターを検討する上で、最も参考になるのが実際に使用した人々の声です。全体的には高い評価が集まっていますが、満足した点と気になった点の両方を知ることが、購入後のミスマッチを防ぐ鍵となります。
満足度の高い良い口コミ
多くの利用者から寄せられる良い評価としては、「パワフルな風量」と「静音性の高さ」が挙げられます。特にDCモーターを搭載しているモデルでは、風量を12段階など細かく調整できるため、就寝時にも気にならないほどの静かさを実現しています。風量1〜3程度まではほぼ無音に近いという声も少なくありません。
また、「デザイン性の高さ」も頻繁に指摘されるポイントです。マットな質感と落ち着いたカラーバリエーションは、インテリアにこだわりたい層から強く支持されています。さらに、工具不要で簡単に分解して丸洗いできる「手入れのしやすさ」も、清潔さを保ちたいと考える人々にとって大きな魅力となっています。
購入前に知りたい悪い口コミ
一方で、いくつか注意すべき悪い口コミも存在します。最も多く見られるのは「強風時の運転音」に関する指摘です。風量を最大にしたり、パワフルな衣類乾燥モードを使用したりすると、風切り音が大きくなるのは避けられません。「テレビの音が聞こえにくくなる」といった具体的な感想もあり、静かな環境での強風利用には注意が必要かもしれません。
次に、「首振り時の動作音」を挙げる声も一部で見受けられます。特に360°首振り機能を持つモデルでは、回転時に「カタカタ」「カカカッ」といった小さな機械音が発生する場合があるようです。リビングなど生活音のある場所では気にならないことが多いものの、静かな寝室で使う場合は気になる可能性があります。
これらのことから、QUADSサーキュレーターは風量と静音性のバランスに優れた製品ですが、使用シーンや求める静粛性のレベルによっては、運転音がデメリットに感じられる場合があると考えられます。
口コミから分かるメリット・デメリット

前述の通り、利用者の口コミを分析すると、QUADSサーキュレーターの具体的なメリットとデメリットが明確になります。ここでは、それらを整理してご紹介します。
メリット
- パワフルさと静音性の両立
DCモーターの恩恵により、弱風は非常に静かで、強風は部屋の空気を一気に循環させる力強さを持ちます。このバランスの良さが最大の利点と言えます。 - 多機能で使い勝手が良い
上下左右の立体的な首振り機能(特に360°回転)や、細かな設定が可能なON/OFFタイマー、衣類乾燥モードなど、多様なニーズに応える機能が満載です。リモコンで操作できる手軽さも評価されています。 - インテリアに馴染むデザイン
シンプルかつモダンな外観と、アイボリーやグレージュといった落ち着いたカラーは、生活感を出さずに部屋に置けるデザインとして好評です。 - メンテナンスが非常に容易
工具を使わずにガードや羽根を取り外して丸洗いできる構造は、衛生面を重視するユーザーから高く評価されています。ホコリがたまりやすいサーキュレーターにとって、この手軽さは大きなアドバンテージです。
デメリット
- 最大風量時の運転音:
メリットであるパワフルさの裏返しとして、風量を上げると運転音は相応に大きくなります。常に静かな環境を求める方には不向きな場面も想定されます。 - 首振り時の微細な動作音
一部の個体や使用環境によっては、首振り中にモーター音や機械的な音が発生することがあります。音に敏感な方は、この点を考慮に入れる必要があります。 - 色味の個体差
通販での購入時に特に見られる点ですが、ウェブサイトの画像と実物の色味が若干異なると感じるケースがあります。「アイボリーが思ったよりベージュに近い」など、色に強いこだわりがある場合は注意が求められます。
このように、多くのメリットを持つ一方で、いくつかのデメリットも存在します。自身のライフスタイルや設置場所を考慮し、これらの点が許容範囲内であるかを見極めることが大切です。
QUADS サーキュレーターの共通する特徴

個別のモデルには違いがありますが、QUADSのサーキュレーターにはブランド全体で共通するいくつかの魅力的な特徴が見られます。これらを理解することで、製品選びがより容易になります。
第一に、多くのモデルで高性能な「DCモーター」が採用されている点です。DCモーターは、従来のACモーターに比べてきめ細かな風量調節が可能で、消費電力が少なく省エネ性能に優れています。また、超微風からパワフルな強風まで、幅広いニーズに対応できるのも大きな強みです。
第二に、ユーザーの声を反映した「メンテナンス性の高さ」が挙げられます。サーキュレーターは羽根にホコリが溜まりやすい家電ですが、QUADS製品は工具なしでガードや羽根を簡単に分解できるように設計されています。これにより、いつでも手軽に掃除ができ、清潔な風を保つことが可能です。
第三に、機能性を損なわない「洗練されたデザイン」も共通の特徴です。マットな質感のボディに、落ち着いたアースカラーを中心としたカラーリングは、どのようなインテリアにも自然に溶け込みます。家電特有の圧迫感を与えない、暮らしに寄り添うデザインが追求されています。
これらの「高性能DCモーター」「高いメンテナンス性」「洗練されたデザイン」という3つの要素が、QUADSサーキュレーターの基本的な魅力であり、多くのユーザーから支持される理由と考えられます。
QUADSはどこの国?メーカーを調査
「QUADS」という洗練された響きから、海外のメーカーを想像する方もいるかもしれません。しかし、QUADSは2021年に設立された、日本のベンチャー家電ブランドです。
運営しているのは東京都目黒区に本社を構える株式会社QUADSで、製品の企画・設計・品質管理、そして販売を日本国内で行っています。一方で、製品の製造はコスト競争力などを考慮し、中国の提携工場に委託するファブレス方式を採用しています。これは、近年の新しい家電ブランドでは一般的なスタイルです。
重要なのは、購入後のカスタマーサポート体制です。QUADSでは、問い合わせ窓口に日本人スタッフが在籍しており、日本国内で丁寧なサポートを提供しています。初期不良や部品の取り寄せといった万が一の際にも、日本語でスムーズに対応してもらえる安心感があります。
以上のことから、QUADSは「企画開発とサポートは日本、製造は中国」という体制をとる日本のブランドです。口コミを見ても「作りが安っぽくない」といった声が多く、品質管理がしっかりと行き届いている印象を受けます。
サーキュレーターと扇風機違いを解説
サーキュレーターと扇風機は、見た目が似ているため混同されがちですが、その目的と風の性質は大きく異なります。それぞれの違いを理解することで、どちらが自分の用途に適しているか判断できます。
サーキュレーター | 扇風機 | |
---|---|---|
主な目的 | 空気の循環・撹拌 | 人が直接涼むこと |
風の性質 | 直線的で遠くまで届く強い風 | 広範囲に広がる優しい風 |
得意な使い方 | 部屋全体の空気を動かす、冷暖房の効率アップ、部屋干しの乾燥促進 | 体に直接風を当てて涼を取る |
首振り範囲 | 上下左右など立体的な動きが得意なモデルが多い | 左右の首振りが基本 |
扇風機の目的は、人が直接風に当たって涼しさを感じることです。そのため、肌当たりの良い、比較的広範囲に広がる優しい風を送り出します。
一方、サーキュレーターの主な目的は「室内の空気を循環させる」ことです。スパイラル状の強力で直線的な風を遠くまで届けることで、部屋の空気をかき混ぜ、温度のムラをなくします。この特性を活かし、エアコンと併用して冷暖房の効率を高めたり、部屋干しの洗濯物に風を当てて乾燥時間を短縮したりするのに非常に効果的です。
このように、涼を取るのがメインなら扇風機、一年を通して空気循環や部屋干しに使いたいならサーキュレーターが向いていると言えます。
ACモーターとDCモーターのどちらがいい?
サーキュレーターや扇風機を選ぶ際に、スペック表で目にするのが「ACモーター」と「DCモーター」という表記です。このモーターの違いは、製品の性能や価格に大きく関わってきます。
DCモーター | ACモーター | |
---|---|---|
風量調節 | 多段階(8~12段階など)で非常に細かい | 弱・中・強の3段階程度が基本 |
静音性 | 弱風時の運転音が非常に静か | 比較的運転音が大きい |
消費電力 | 少ない(省エネ性能が高い) | 多い |
本体価格 | 高価な傾向 | 安価な傾向 |
AC(交流)モーターは、古くから使われているシンプルな構造のモーターです。風量調節が大まかで運転音も大きめですが、構造が単純な分、製品本体の価格が安いのが最大のメリットです。
一方、DC(直流)モーターは、より新しい技術を用いたモーターです。回転数を細かく制御できるため、超微風から強風まで多段階の風量調節が可能です。特に最小風量時の静音性はACモーターを圧倒し、消費電力も非常に少ないため、電気代を抑えられます。ただし、高性能な分、本体価格は高くなる傾向にあります。
どちらが良いかは、使い方や予算によって異なります。とにかく初期費用を抑えたいならACモーター、静音性や省エネ性能、風量の調節機能を重視するならDCモーターがおすすめです。ちなみに、今回ご紹介しているQUADSサーキュレーターは、その多くがDCモーターを採用しており、性能面を重視した製品作りがなされています。
QUADSのサーキュレーターの口コミで選ぶおすすめモデル
- PUREAIRシリーズの性能まとめ
- 静音モデルPUREAIR DCの評価は?
- 衣類乾燥ならPUREAIR DRY DC
- パワフルなDUOAIR DCの風力は?
- QUADSが向いている人の特徴3選
- QUADS サーキュレーター 口コミ総まとめ
PUREAIRシリーズの性能まとめ

QUADSのサーキュレーターの中でも、特に人気の中心となっているのが「PUREAIR(ピュアエア)」シリーズです。このシリーズは、高い基本性能と洗練されたデザインを両立させているのが特徴で、様々なモデルがラインナップされています。
PUREAIRシリーズの根幹にあるのは、前述の通り、静かで省エネ性能に優れたDCモーターの搭載と、手入れのしやすい分解構造です。これをベースに、各モデルで適用畳数や首振り機能、付加機能に違いを持たせることで、ユーザーの多様なニーズに応えています。
例えば、コンパクトさを重視したモデルから、広いリビングに対応する大風量モデル、さらには衣類乾燥に特化したモードを備えた上位機種まで、幅広い選択肢が用意されています。見た目は似ていても、それぞれのモデルが持つ特性は異なるため、自分の部屋の広さや主な使用目的に合わせて選ぶことが、満足度の高い買い物につながります。
このPUREAIRシリーズの中から代表的なモデルを取り上げ、それぞれの評価や特徴をより具体的に掘り下げていきます。
静音モデルPUREAIR DCの評価は?

寝室や書斎、子どものいる部屋など、特に静かさが求められる場所でサーキュレーターを使いたい方には、「PUREAIR DC」シリーズのコンパクトモデルが適しています。このモデルの最大の評価ポイントは、その優れた静音性にあります。
適用畳数は約18畳と、リビング全体をカバーするには少し力不足かもしれませんが、パーソナルな空間で使うには十分な性能です。DCモーターによるきめ細かな風量調節機能により、最弱モードでは運転していることを忘れるほどの静かさを実現します。「風量3あたりまではほぼ無音」という口コミもあり、就寝時や集中したい作業中でも運転音が気になることはほとんどありません。
もちろん、風量を上げればパワフルな風を送り出すことも可能です。コンパクトなボディながら、部屋の空気をしっかりとかき混ぜる力を持っています。
上下の角度調整は手動となりますが、左右の自動首振り機能は備わっており、基本的なサーキュレーターとしての役割は十分に果たします。静粛性を最優先し、寝室などで快適に使いたいと考えるならば、このPUREAIR DCモデルは非常に有力な選択肢となるはずです。

衣類乾燥ならPUREAIR DRY DC

梅雨の時期や天候が不安定な日など、部屋干しの機会が多い家庭にとって、サーキュレーターは非常に頼もしい存在です。中でも「PUREAIR DRY DC」と呼べる上位モデル(例:QS505)は、衣類乾燥を強力にサポートする機能が充実しており、高い評価を得ています。
このモデルの最大の特徴は、パワフルな風量(適用畳数約30畳)と、上下左右に加えて360°回転も可能な立体首振り機能です。洗濯物の真下からあらゆる角度に風を送ることで、乾燥ムラをなくし、効率的に乾かすことができます。実際に「洗濯物がよく乾く」という口コミが多数寄せられています。
また、洗濯物の量に合わせて選べる「衣類乾燥モード」が搭載されている点も便利です。ただし、このモードは非常にパワフルなため、運転音が大きくなるという点は留意しておく必要があります。日中のリビングなどで使用するには問題ありませんが、静かな環境での使用には向かないかもしれません。
パワフルな性能と便利な機能を両立させ、一年を通して空気循環だけでなく部屋干しの悩みも解決したい、というニーズに完璧に応える一台と言えるでしょう。

パワフルなDUOAIR DCの風力は?

「とにかく広い部屋の空気を一気に入れ替えたい」「洗濯物を最短時間で乾かしたい」といった、パワーを最優先する方には、「DUOAIR DC」シリーズ(例:QS303)がおすすめです。このシリーズの最大の特徴は、独自開発の2枚の羽根「ツインブレード」にあります。
このツインブレードが生み出す風は、他のモデルと比較しても特に力強く、渦を巻くようにして直進します。適用畳数は約32畳と、QUADSのラインナップの中でもトップクラスの性能を誇り、大きな吹き抜けのあるリビングや、オフィスのような広い空間でも隅々まで風を届けることが可能です。

その圧倒的な風力は、特に衣類乾燥において真価を発揮します。大量の洗濯物に対しても、力強い風で水分を素早く吹き飛ばし、乾燥時間を大幅に短縮させる効果が期待できます。
一方で、これだけのパワーを持つため、最大風量時の運転音はそれなりに大きくなります。静音性よりも風力を重視する方向けのモデルと言えます。日常的な空気循環というよりは、特定の目的(急速な換気や乾燥)のために、パワフルな一台を求めている場合に最適な選択肢となるでしょう。

QUADSが向いている人の特徴3選
これまでの口コミ分析や製品特徴を踏まえると、QUADSのサーキュレーターが特に向いているのは、以下のような考えを持つ人たちです。
デザインと性能のバランスを重視する人
「家電もインテリアの一部」と考え、性能だけでなく見た目にもこだわりたい方にとって、QUADSの洗練されたデザインとカラーは大きな魅力です。安価な製品にありがちなチープさを避けつつ、DCモーター搭載による静音性や省エネ性といった高い基本性能も妥協したくない、というニーズにぴったり合致します。
手入れのしやすさを大切にしたい人
サーキュレーターの羽根に溜まるホコリが気になりつつも、掃除が面倒だと感じている方は少なくありません。QUADSの工具不要で簡単に分解・丸洗いできる構造は、そうしたストレスを解消してくれます。常に清潔な状態で使用したい、メンテナンスの手間を少しでも減らしたいと考える方には、非常に満足度の高い製品です。
一台で多目的に活用したい人夏の空気循環だけでなく、冬の暖房効率アップ、梅雨の衣類乾燥、部屋の換気など、一年を通してサーキュレーターをフル活用したいと考えている方にも最適です。特に360°首振り機能や各種タイマー、衣類乾燥モードなどを搭載した上位モデルは、多様なライフシーンで活躍してくれます。
逆に言えば、デザインにはこだわらず、送風機能さえあれば良いという方や、とにかく初期費用を安く抑えたい方には、よりシンプルな機能の他社製品やACモーターのモデルの方が向いている場合もあります。
QUADS サーキュレーター 口コミ総まとめ
- QUADSは日本のベンチャー家電ブランド
- 企画・設計は日本、製造は中国で行われている
- 購入後のサポートは日本国内で安心して受けられる
- 多くのモデルで高性能なDCモーターを採用
- きめ細かな風量調節と高い省エネ性能が特徴
- 弱風時の運転音は非常に静かとの口コミが多い
- 強風時や衣類乾燥モードでは運転音が気になるという声もある
- 工具不要で分解でき、羽根まで丸洗い可能で衛生的
- 手入れのしやすさは多くのユーザーから高く評価されている
- マットな質感と落ち着いた色合いでインテリアに馴染む
- 上下左右の3D首振りや360°回転など高機能なモデルがある
- サーキュレーターは空気循環、扇風機は涼むのが主な目的
- 静音性重視ならPUREAIR DCなどのコンパクトモデルがおすすめ
- 衣類乾燥が主目的ならPUREAIR DRY DCなどの上位モデルが最適
- デザイン、性能、メンテナンス性のバランスを求める人に向いている