PS5を楽しむ120Hzのおすすめテレビ｜口コミで選ぶ最強モデル5選

「せっかくPS5を買ったのに、映像の美しさや滑らかさが今までと変わらない気がする……」

もしあなたがそう感じているなら、それはテレビがPS5の実力を引き出せていないからかもしれません。PS5の真骨頂である「4K/120Hz」の世界は、従来の60Hzテレビでは体験できない別次元の没入感と、コンマ1秒を争うFPSなどでの圧倒的な優位性をもたらします。

この記事では、PS5におすすめの 120Hz 対応モデルテレビを厳選し、実際に使用しているゲーマーの口コミや、液晶と有機ELそれぞれのメリットとデメリットを徹底的に解説します。技術的なスペックはもちろん、コストパフォーマンスや将来性まで考慮し、あなたのゲーミングライフを劇的に変える一台を見つけるお手伝いをします。

PS5の性能を解放するテレビの選び方と「120Hz」の重要性

4K/120HzとHDMI 2.1が変えるゲーム体験と口コミ

PS5の映像美と滑らかさを完全に享受するためには、「HDMI 2.1」規格に対応したテレビが不可欠です。従来のHDMI 2.0では帯域幅が足りず、4K解像度と120Hz（1秒間に120回の画面書き換え）を同時に出力することができませんでした。

実際に120Hz環境へ移行したユーザーの口コミでは、「APEX Legendsでのエイムが吸い付くようになった」「グランツーリスモのコースの視認性が劇的に上がった」といった声が多く聞かれます。これは単に映像が綺麗になるだけでなく、情報の更新頻度が倍増することで、脳が認識する映像の連続性が高まるためです。

液晶と有機ELはどっち？それぞれの技術的メリットを比較

ゲーミングテレビを選ぶ際、最大の分岐点となるのがパネルの種類です。現在は「有機EL（OLED）」と「Mini LED液晶」が二大巨頭として君臨しています。

有機ELの最大のメリットは、画素そのものが発光するため「完全な黒」を表現できる点と、応答速度が0.1ms以下と極めて速いことです。これにより、暗いシーンでの敵の視認性が高く、素早い動きでも残像感がほとんどありません。

一方、Mini LED液晶は、バックライトを高密度に配置することで、有機ELを凌駕する「圧倒的な輝度」を実現しています。明るいリビングでも画面がくっきり見え、HDRの眩い光を鮮烈に表現できるのが強みです。また、焼き付きのリスクがないため、HUD（ステータス表示）が常時表示されるゲームを長時間プレイする際も安心です。

購入前に知っておきたい接続ポート数などのデメリットとは

高機能なゲーミングテレビですが、購入後に後悔しやすいデメリットや落とし穴が存在します。その代表例が「HDMI 2.1対応ポートの数」です。

多くのハイエンドモデルでも、4つのHDMI端子のうち、4K/120Hzに対応しているのは「2つだけ」というケースが少なくありません。さらに、そのうちの1つがサウンドバー接続用のeARC端子と兼用の場合は、実質的にPS5を接続できるポートが1つしか残らないことになります。

Xbox Series Xや高性能PCも接続したいマルチゲーマーにとっては、いちいちケーブルを差し替える手間が発生したり、高価なHDMIスイッチャーが必要になったりする点がデメリットとなり得ます。ご自身の接続機器の数を事前に把握しておくことが重要です。

FPSで勝ちたい人が重視すべき応答速度とPS5がおすすめのテレビ基準

FPSや対戦格闘ゲームで勝利にこだわるなら、リフレッシュレートだけでなく「インプットラグ（入力遅延）」と「応答速度」に注目すべきです。

一般的なテレビは画質処理に時間を要するため、ボタンを押してから画面が反応するまでにタイムラグが生じます。「PS5がおすすめのテレビ 」として挙げられるモデルは、この処理をパスする「ゲームモード」を搭載しており、遅延を数ミリ秒レベルまで短縮しています。

特に、日本のメーカーであるTVS REGZAなどは、遅延時間を約0.83msまで短縮する技術を搭載しており、コンマ1秒を争うシビアなゲーマーから絶大な支持を得ています。カタログスペックを見る際は、「ALLM（自動低遅延モード）」への対応も確認しておきましょう。

没入感を高めるVRRやHDR機能の基礎知識と活用法

前述の通り、滑らかな映像にはリフレッシュレートが重要ですが、さらに「VRR（可変リフレッシュレート）」も欠かせない機能です。

VRRは、ゲーム機の描画速度に合わせてテレビのリフレッシュレートをリアルタイムで変動させる技術です。これにより、処理落ちが発生した際の画面のカクつき（スタッター）や、映像がズレる現象（ティアリング）を防ぎます。PS5はHDMI VRRに対応しているため、テレビ側もこれに対応している必要があります。

【厳選】PS5におすすめのテレビ5選！口コミで評判の最強モデル

全ポートHDMI 2.1対応で拡張性抜群のLG OLED C4

LGエレクトロニクスの「OLED C4」シリーズは、機能面において「ゲーマーのための最適解」と言えるモデルです。

最大の特徴は、4つのHDMIポートすべてがHDMI 2.1のフルスペックに対応している点です。PS5、Xbox、PC、サウンドバーを同時に接続しても、全てのデバイスで4K/120Hz（PCは最大144Hz）の性能をフルに発揮できます。国内メーカー製テレビの多くが2ポート制限である中、この拡張性は圧倒的なアドバンテージです。

画質面でも「OLED evo」パネルにより輝度が向上しており、有機EL特有の漆黒と相まってコントラストの高い映像美を実現しています。ゲームジャンルに合わせて画質を最適化する「ゲームオプティマイザ」機能も使いやすく、まさに死角のない一台です。

驚異のコスパでMini LED搭載を実現したHisense U8N

「予算は抑えたいけれど、スペックには妥協したくない」という方には、ハイセンスの「U8N」シリーズが最も賢い選択肢となります。

このモデルの凄さは、高価なMini LEDバックライトと量子ドット技術を搭載しながら、競合他社の半額近い価格設定を実現している点です。65インチクラスでも10万円台前半で購入できる場合があり、まさに価格破壊と言えます。

安かろう悪かろうではなく、映像エンジンには旧東芝レグザの技術が継承されており、地デジのアップスケーリング性能も優秀です。もちろん4K/144Hz入力やVRRにも対応しており、PS5用テレビとしての基本性能はハイエンド機に肉薄しています。浮いた予算でPS5 Proや高級ヘッドセットを購入したいユーザーに最適です。

0.83msの極低遅延と全録が魅力のREGZA Z970N

TVS REGZA（旧東芝）のフラッグシップ「Z970N」は、勝利にこだわるガチ勢と、テレビ番組も楽しみたい層の双方におすすめできるモデルです。

特筆すべきは「瞬速ゲームモード」による約0.83msの低遅延性能です。格闘ゲームやリズムゲームなど、フレーム単位の精度が求められる場面でも、プレイヤーの操作をダイレクトに画面へ反映します。Mini LEDによる明るさと、映り込みを抑えた低反射パネルにより、環境を選ばずゲームに集中できます。

さらに、レグザの代名詞である「タイムシフトマシン（全録機能）」も搭載。ゲームの合間に、見逃したアニメやバラエティ番組を過去に遡って視聴できる快適さは、一度味わうと手放せなくなります。

ソニー史上最高輝度で世界に没入するBRAVIA 9

予算を度外視してでも「最高の映像体験」を手に入れたいなら、ソニーの「BRAVIA 9 (XR90)」シリーズが有力な候補です。

ソニー独自のMini LED制御技術により、液晶テレビでありながら有機ELに迫る黒の締まりと、それを遥かに超える圧倒的なピーク輝度を両立しています。太陽の光や爆発シーンの輝きは、まるでその場にいるかのようなリアリティを感じさせます。

「Perfect for PlayStation 5」機能により、初期設定不要で最適なHDR調整が行われるほか、ゲームプレイ中は低遅延モード、映画鑑賞時は高画質モードへと自動で切り替わる連携機能も秀逸です。PS5純正ヘッドセットやサウンドバーとの連携もスムーズで、ソニーエコシステムならではの使い勝手を提供します。

Fire TV統合で使い勝手も進化したPanasonic VIERA Z95A

パナソニックの「VIERA Z95A」は、画質・音質・スマート機能のすべてにおいて最高峰を目指した有機ELテレビです。

最新の「マイクロレンズ有機EL（MLA）」パネルを採用し、従来の有機ELの弱点であった輝度不足を完全に克服しています。眩しいほどの明るさと漆黒のコントラストは、息をのむ美しさです。さらに、テレビ単体で立体音響を実現するスピーカーシステムを内蔵しており、サウンドバーなしでも天井から音が降り注ぐような体験が可能です。

また、OSにAmazon Fire TVを統合したことで、動画配信サービスの操作性が劇的に向上しました。ゲームの合間に映画やドラマを高画質で楽しみたいユーザーにとって、これ以上ない贅沢な一台と言えるでしょう。

5つのモデルを比較してわかる機能差と「120Hz」の実力

ここまで紹介した5つのモデルについて、ゲーミング性能に特化した比較表を作成しました。それぞれの「120Hz」対応状況や独自の強みを確認してください。

モデル名	パネル技術	HDMI 2.1ポート数	低遅延性能	特徴
LG OLED C4	有機EL (evo)	4 (全ポート)	0.1ms (応答速度)	全ポート2.1対応、マルチ機器接続に最適
Hisense U8N	Mini LED	2	約0.83ms	圧倒的コスパ、Mini LED入門機
REGZA Z970N	Mini LED	2	約0.83ms	超低遅延、全録機能、低反射パネル
BRAVIA 9	Mini LED	2	低遅延対応	ソニー最高輝度、PS5完全連携
VIERA Z95A	有機EL (MLA)	2	0.1ms以下	最強画質・音質、Fire TV内蔵

HDMI 2.1のポート数に関しては、LGが頭一つ抜けています。一方で、画質や付加機能（全録やPS5連携）に関しては、国内メーカー勢に分があります。自分が何を最優先するかで選ぶべきモデルが決まってきます。

120Hz対応テレビで普通の地デジを見ても綺麗ですか？

はい、綺麗です。特に今回紹介したモデルは高性能な映像エンジンを搭載しているため、地デジ放送やYouTubeなどのネット動画も、4K解像度にアップスケーリングされて高画質で楽しめます。

PS5に付属のHDMIケーブルで120Hzは出せますか？

はい、PS5に同梱されているケーブルは「Ultra High Speed HDMI Cable」規格に対応しているため、4K/120Hzの伝送が可能です。別途購入する場合は、必ず同規格の認証済みケーブルを選んでください。

まとめ：PS5の最高のゲーム環境を手に入れる正解

PS5の性能を極限まで引き出し、ゲーム体験を次のレベルへと引き上げるためには、適切なテレビ選びが欠かせません。最後に、この記事の要点をまとめます。

• PS5の本領発揮にはHDMI 2.1対応の4K/120Hzテレビが必須
• マルチゲーマーには全ポート対応のLG OLED C4が機能面で最強
• コスパ重視ならMini LED搭載のHisense U8Nが圧倒的にお得
• FPSでの勝利と録画機能にこだわるならREGZA Z970Nが最適解
• 予算度外視の映像美ならSony BRAVIA 9かPanasonic VIERA Z95A
• 有機ELは応答速度と黒の表現に優れ、暗室でのプレイに最適
• Mini LEDは輝度が高く、明るいリビングでも視認性が抜群
• HDMIケーブルは必ずUltra High Speed対応のものを使用する
• ポート数が2つのモデルはサウンドバー接続時に注意が必要
• VRR対応モデルなら映像のカクつきやズレを防げる
• 低遅延モード（ALLM）があれば操作ラグのストレスから解放される
• Amazonや楽天の設置サービスを利用すれば大型テレビも安心
• 型落ちモデルの在庫切れに注意し、欲しい時が買い時と心得る
• 適切なテレビへの投資は、向こう数年間のゲームライフを豊かにする
• 最高の没入感で、まだ見ぬゲームの世界を体験しよう