
冬が近づくと気になるのが、お部屋の乾燥。喉やお肌のために加湿器は必須だけど、「お手入れがとにかく面倒…」「タンクの中を覗いたらヌメリがあってゾッとした」「フィルター掃除っていつやればいいの?」なんてお悩み、ありませんか?
最近はアロマが楽しめたり、デザインがおしゃれな加湿器も多いですが、そんな多機能さよりも「とにかく衛生的に使えること」「面倒な手間がかからないこと」を重視する方に、今、強くおすすめしたいのが象印のスチーム式加湿器なんです。
この記事では、なぜ数ある加湿器の中で象印が選ばれ続けているのか、そのシンプルな強みと、あなたのお部屋にぴったりなモデルの選び方を、分かりやすく丁寧にご紹介していきますね。
- 象印が「清潔さ」で選ばれる理由
- 電気ポットみたいで手入れが簡単な秘密
- 気になる電気代や運転音のデメリット
- お部屋に合わせた最新モデルの選び方
象印の加湿器が選ばれる3つの理由

- 他方式との違いは「沸騰」
- 象印独自の「ポット構造」とは
- フィルター掃除が不要な手軽さ
- こんな人に象印の加湿器はおすすめ
- 気になるデメリットと注意点
他方式との違いは「沸騰」

加湿器には、超音波式、気化式、ハイブリッド式など、様々なタイプがありますが、象印が一貫して採用しているのは「スチーム式」です。
これは、キッチンでお湯を沸かすのと同じ原理。タンク内の水をヒーターで100℃にしっかりと沸騰させ、その過程で殺菌されたクリーンな蒸気(スチーム)でお部屋を加湿します。
この「沸騰させる」というワンステップが、衛生面において決定的な違いを生むんです。
例えば、手軽な超音波式や気化式は、タンクの水をそのまま放出したり、フィルターを通したりする仕組み。もしタンク内のお手入れを怠ると、水に繁殖した雑菌やカビを、蒸気と一緒に室内に撒き散らしてしまう可能性がゼロではありません。これが、いわゆる「加湿器病」の原因になることも…。
その点、象印のスチーム式は、水を沸騰させる段階で菌を死滅させてくれます。放出されるのは純粋な水蒸気だけ。実際に、1週間連続で使用した後の水からも菌が検出されなかったという検証情報もあるほど、その衛生性は折り紙付きです。
目に見えて広がる暖かい蒸気は、「今、清潔な空気で部屋が満たされている」という視覚的な安心感も与えてくれますよ。
象印独自の「ポット構造」とは

象印の加湿器を初めて見た方の多くが、「あれ、これって電気ポット?」と驚かれます。
そうなんです、その「電気ポットそっくり」な形状こそ、象印がこだわり抜いた機能美の答えなんですよ。おしゃれなデザインを追求するのではなく、「毎日ストレスなく使い続けてもらうこと」を最優先に設計されています。
この「ポット構造」の最大の利点は、お手入れの圧倒的なしやすさ。多くの加湿器にあるような、複雑な凹凸のあるトレイや、取り外しにくい部品は一切ありません。
フタを開ければ、そこにあるのはガバッと開いた「広口容器」。だから、シンクへ水も捨てやすく、給水もポットに水を入れる感覚でとってもスムーズ。汚れてきたかな?と思ったら、中までしっかり手を入れてスポンジで洗うこともできます(※電源部分は濡らさないようご注意ください)。
使い慣れた電気ポットと同じ形だからこそ、迷わず直感的に扱える。このシンプルさが、長く愛用できる秘密なんです。
フィルター掃除が不要な手軽さ
加湿器を使っていて、地味にストレスになるのが「フィルター」の存在ではないでしょうか。「いつ掃除するの?」「交換時期は?」「そもそも、このフィルターはどこで買えるの?」…考えるだけで面倒になってしまいますよね。
ご安心ください。象印のスチーム式加湿器には、その面倒なフィルターが一切ありません。
だから、目詰まりを気にしてゴシゴシ洗う手間も、数ヶ月ごとに新しいフィルターを買い替えるランニングコストも、一切不要です。
「じゃあ、お手入れは何もしなくていいの?」と思いますよね。唯一必要なお手入れは、水道水に含まれるミネラル分(カルシウムなど)が固まって付着する「水垢(カルキ)」のお掃除だけ。
といっても、これも驚くほど簡単。1〜2ヶ月に一度、ポット洗浄用のクエン酸(別売)を入れて、お湯を沸かし、「クエン酸洗浄モード」のボタンをピッと押すだけ。あとは自動で洗浄してくれるので、あなたが他の家事をしている間にピカピカになります。
「お手入れが面倒で、加湿器を出すのが億劫だった」という方にこそ、体験してほしい手軽さです。
こんな人に象印の加湿器はおすすめ

象印の加湿器が提供する最大の価値は、目に見えるデザインや多機能さではなく、「健康被害の不安から解放される」という、目に見えない「安心感」です。
特に、以下のような方には、心からおすすめしたい加湿器です。
・免疫力がまだ弱い赤ちゃんや、小さなお子様がいるご家庭
(お部屋に放出する空気に、一切の妥協をしたくない方へ)
・健康意識が高く、室内の空気を清潔に保ちたい方
(風邪やウイルスの季節に、衛生的な環境を整えたい方へ)
・加湿器の面倒なお手入れやフィルター掃除から解放されたい方
(「ズボラさん」でも、これなら続けられる手軽さです)
・衛生面を最優先して加湿器を選びたい方
(アロマやデザイン性よりも、「安心」という本質的な価値を求める方へ)
もし、あなたが「加湿器に求めるのは、何よりも清潔さと手軽さ!」と明確に決めているなら、象印は最も信頼できるパートナーになってくれるはずです。
気になるデメリットと注意点
もちろん、これだけメリットをお伝えしてきましたが、購入前に知っておいてほしいデメリットや注意点も正直にお伝えしますね。
主な懸念点は「電気代」と「運転音」の2つ。どちらもスチーム式ならではの特徴です。
電気代について
水を100℃まで沸騰させるため、水を振動させるだけの超音波式などと比べると、どうしても消費電力は大きくなり、電気代は高くなる傾向があります。
ただ、これは「安全で清潔な蒸気を作るための、いわば必要コスト」とも言えます。一部の試算では「1日あたりコーヒー1杯程度」という情報もあり、このコストで家族の健康と安心が手に入るなら、と納得される方も多いです。嬉しいことに、この電気代については、後ほどご紹介する最新モデルで大幅に改善されていますよ。
運転音について
お湯を沸かすため、運転中は「グツグツ」「シュー」といった湯沸かし音がします。この音の感じ方は人それぞれ。「お湯が沸く音で、むしろ安心する」という方もいれば、「静かな寝室では少し気になる」という方もいます。
心地よい「ホワイトノイズ」として、かえってよく眠れるという声も。もし音が気になる場合は、ベッドから少し離して設置するのがおすすめです。多くのモデルには、湯沸かし音を小さくする「湯沸かし音セーブモード」も搭載されているので、就寝時も安心です。
最新!象印の加湿器のモデル比較
- 寝室・個室向けスタンダード機
- リビング向け大容量ハイエンド機
- 旧モデルとの違いは「電気代」
- モデル選びで失敗しないポイント
- よくある質問(Q&A)
- 象印 加湿器の総まとめ
寝室・個室向けスタンダード機

寝室や書斎、子供部屋、または一人暮らしのリビングなど、パーソナルな空間(〜8畳程度)での使用におすすめなのが、スタンダードモデルです。
タンク容量は3.0Lと、大容量モデルに比べるとコンパクト。ですが、弱モードなら最大約24時間という長時間の連続加湿が可能です。これなら、就寝前に給水しておけば、翌朝までお部屋の潤いをしっかりキープしてくれますね。
「入タイマー(6時間後ON)」と「切タイマー(2時間後OFF)」というシンプルなタイマーも搭載。象印ならではの「清潔さ」と「手入れの簡単さ」という基本的な魅力はそのままに、価格も抑えめなのが嬉しいポイント。象印の加湿器を試してみたいという方への入門機としても最適です。
寝室で使っていますが、朝起きた時の喉のイガイガがなくなりました!コンパクトで場所を取らないし、お手入れも本当に楽で大満足です。
※個人の感想であり、効能・効果を保証するものではございません。
リビング向け大容量ハイエンド機


家族みんなが集まる広いリビング(〜13畳程度)で、よりパワフルに、より便利に使いたい方には、大容量モデルが断然おすすめです。
タンク容量はたっぷりの4.0L。給水の回数をグッと減らせるのが最大の魅力で、弱モードなら約32時間も連続で運転できます。「昨日給水したのに、もう空っぽ?」というストレスから解放されますよ。
さらに、タイマー機能が充実しているのも特徴です。「入タイマー(4・6・8時間)」と「切タイマー(1・2・4時間)」を細かく設定できるので、「朝起きる2時間前にONにして、家を出る時間にOFFにする」といった、あなたの生活リズムに合わせた賢い使い方が可能です。もちろん、チャイルドロックなどの安全機能も万全です。
旧モデルとの違いは「電気代」


「象印の加湿器って、すごく良いんだけど電気代が高いんでしょう?」…そんなイメージをお持ちの方、多いかもしれません。そのイメージは、数年前の旧世代モデル(EE-DC50など)のものが大きいんです。
確かに旧モデルはパワフルでしたが、その分、消費電力も高めでした。しかし、象印はその声にしっかり応えてくれました。現行の後継モデル(EE-DD50や最新のEE-DF50)では、その電気代が劇的に改善されています!
加湿性能や適用床面積はそのままに、ヒーターの制御(デューティサイクル)を最適化。簡単に言うと、「賢く運転」することで無駄な電力を使わないように進化したんです。あるレビュー情報によると、なんと旧モデルと比較して電気代が約半分に削減されたとのこと。
初期費用は少し高くても、毎日使うものだからこそ、ランニングコストが抑えられた最新モデルを選ぶほうが、長い目で見るとずっと経済的。もし電気代がネックで迷っていたなら、最新モデルを選べば間違いありません。
モデル選びで失敗しないポイント
ここまで読むと、「結局、どっちを選べばいいの?」と迷ってしまうかもしれませんね。でも、象印の加湿器選びはとてもシンプルです。
なぜなら、どちらのモデルも「沸騰スチーム式」という基本性能(=衛生面・手入れの簡単さ)は全く同じだからです。
選び方の基準は、たったの2つ。「使うお部屋の広さ」と「給水の手間をどれだけ減らしたいか」で決めてしまいましょう。
| モデル(例) | EE-RS50 (スタンダード機) | EE-DF50 (ハイエンド機) |
|---|---|---|
| 主な使用シーン | 寝室 / 個室 (〜8畳) | リビング / 広い部屋 (〜13畳) |
| タンク容量 | 3.0 L | 4.0 L |
| 連続加湿時間(弱) | 約24時間 | 約32時間 |
| タイマー機能 | シンプル (入1/切1パターン) | 高機能 (入3/切3パターン) |
| こんな方におすすめ | ・コンパクトさ、価格重視 ・寝室や子供部屋で使いたい | ・給水の手間を減らしたい ・リビングで長時間使いたい |
※適用床面積(加湿できるパワー)は同じですが、タンク容量が大きい(=連続加湿時間が長い)ほうが、広いお部屋での運用には給水の手間が省けて便利、ということです。「大は小を兼ねる」でリビング用(大容量)を買うのも一つの手ですね。
よくある質問(Q&A)
- 湯沸かし音は、実際どのくらいうるさいですか?
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「グツグツ」「コポコポ」という、まさに電気ポットでお湯を沸かす時と同じ音がします。
音の感じ方には個人差が大きく、「清潔な蒸気が作られている証拠で安心する」という方もいれば、「静かな寝室ではやはり気になる」という方もいます。
最新モデルには「湯沸かし音セーブモード」が搭載されており、これは湯沸かしの時間を通常より少し長くすることで、沸騰音を穏やかにする機能です。就寝時にこのモードを活用する方が多いようです。 - やっぱり電気代は高いんですよね?
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ヒーターを使う分、他の方式(超音波式や気化式)と比べると電気代は高くなります。これはスチーム式の宿命とも言えます。
ただし、最も重要なのは「最新モデルでは大幅に改善されている」という点です。旧モデル(EE-DC50など)の口コミを見て「電気代が高すぎる」と購入をためらっているなら、それは非常にもったいないかもしれません。最新のEE-DF50などは、衛生面と経済性のバランスが取れたモデルに進化していますよ。 - スチーム式だと部屋が暑くなりませんか?火傷も心配です。
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暖かい蒸気が出るため、室温は環境によりますが1〜2度程度上がることがあります。
加湿器が活躍する冬場は、「部屋がほんのり暖かくなって暖房の補助になる」とメリットとして捉える方がほとんどです。夏場の使用には向きませんが、乾燥する季節限定で使うものなので大きな問題にはなりにくいですね。
また、吹き出し口の蒸気は高温になるため、触ると火傷の危険があります。そのため、全てのモデルに「チャイルドロック」機能が搭載されており、お子様が誤って操作するのを防げるようになっているので安心です。
象印 加湿器の総まとめ
ここまで、象印のスチーム式加湿器の魅力を詳しくご紹介してきました。デザインや多機能さではなく、「清潔さ」と「手軽さ」という加湿器の最も大切な本質を追求した製品であることが、お分かりいただけたかと思います。最後に、この記事の要点をリストでまとめますね。
- 象印は「スチーム式」を採用
- 水を100℃に沸騰させるので衛生的
- カビや雑菌、ウイルスの飛散リスクが極めて低い
- 「加湿器病」の心配がなく安心
- 赤ちゃんや小さな子供がいる家庭に最適
- 構造は電気ポットと同じでシンプル
- フィルターが不要でお手入れが圧倒的に楽
- 日常の手入れはほぼ不要
- 1〜2ヶ月に1回のクエン酸洗浄だけでOK
- デメリットは電気代と湯沸かし音
- 電気代は最新モデルで大幅に改善されている
- 湯沸かし音は「音セーブモード」で軽減可能
- 冬場は室温が少し上がるのをメリットと捉える声も多い
- モデル選びは「部屋の広さ」と「タンク容量」で決める
- 清潔さと手軽さを最優先するなら象印 加湿器が最良の選択












